- 2010.07.17 7:47 PM
『告白』を観に行ってきた
今日は久々にシネリーブル神戸へ。マクロスF以来。
ポイントが余ってたので、無料で鑑賞。
率直に面白かったです。
以下ネタバレつき感想。
よみうりテレビでやってた。
テレビで映画観るの久しぶりだ。
最初の爆破シーンが凄かった。
タイムトラベル物のストーリーは、何かこう、最後に不思議な余韻を残す。いい意味で。
過去を変えるということよりも、どこかで会った事がある様な気がするという、デジャヴ。
最後に主人公が笑いながら言うセリフ、「まさかw」が、最後まで余韻を残す。
好きだった人や知り合いと、そっくりな人を見かけた時と、似た感じがする。
どこかで会った事がある感じ。
子供の頃に、どこかで目にしていた女の子が、
大人になってから目の前に現れて、仲良くしてるような。
もしその女の子が、過去にどこかで会ってたと思うと。
ラ・ジュテという、昔の白黒のフランス映画を思い出した。
第三次大戦後の荒廃したパリの地下壕で、空港で見た美しい女の記憶を持つ男を、
タイムトラベルの実験体にして、過去や未来に送り込むというストーリーで、
動画ではなく、スチール写真の静止画だけで構成された変わった映画だった。
これも見終わった後に、不思議な余韻が残った。
八九年の映画。
仲代達也が大学教授役、
八千草薫がその妻、
石野真子が娘、柳葉敏郎が婚約者、
長門裕之が昵懇にしてる植木屋、
山城新吾が駅前の屋台の主人で、田村高廣が駅員という、
そうそうたる顔触れ。
きっとその年の日本映画の大作扱いだったんだろうな。
キャスティングからこの映画にかける意気込みが感じられる。
思ってたよりも、ハチの運命が数奇過ぎて、
ラストはさながらフランダースの犬みたいだった。
教授死んだら、飼われてた家から駅に向かいに行く毎日なのかと思ったら、
あちこちたらい回しにされた挙げ句、
痩せこけて、みすぼらしくなって、最後は雪が積もる中で、春の日の教授の夢を見ながら死ぬという。
火蛍の墓のあの誰からも理解されず助けられずにひとり死んでいく、やるせない哀しさと似通ったラストだった。
ハリウッドが映画化してたっけ。
そっちの方はどんな結末になってるのか、観たくなった。
それにしても中代達也は、いかにも戦前のインテリ日本人という感じの風格のある風貌だった。
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