- 2008.08.11 8:04 PM
「僕の大切な友達」を観に行ってきたよ
パトリス・ルコント監督の、「僕の大切な友達」
友達がいない美術商と、人当たりの良いタクシー運転手のバディ・ムービー。
もうすぐ上映が終わるので、優先して観てきた。
フランス語の響きナツカシス。
またフランス語勉強しようかなぁ。
美術商を営む男は、オークションで発作的に目当てでない壺を
20万ユーロで落札してしまう。
古代ギリシアの時代、親友の死を悲しんだ男が、
涙をためて捧げるために、その壺を作らせたという。
ギャラリーの資金繰りが悪化していた事を理由に、パートナーの女が諫めるが、
男は聞く耳を持たない。
男の誕生日パーティーが開かれたとき、出席した葬式の話をする。
7人しか弔問客が来ていない惨めな葬式だったという男に、
その場にいた人たちは、お前の葬式には一人も来やしないよと言う。
パートナーの女も同調したことに憤慨した男は、
落札した壺を賭けて、友人を連れてくることになる。
ところが自分には友達が一人もいないことに気づかされる。
もう一人の登場人物はタクシー運転手。
子供の頃からクイズ番組に夢中で、雑学に強く、
いつか自分もクイズ番組に出演するのが夢だったが、極度のあがり症のため、
オーディションの段階で何度も落とされていた。
ひょんな事から二人は知り合う。
賭の期限は迫っていた。
男は、誰とでも仲良くなれるタクシー運転手から、
友達の作り方を教わろうとするが・・・。
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中だるみしそうだったけど、
ラストは、一気にグッと持って行きましたな。
プロットが巧い。
冒頭からすでに伏線が敷いてあるし、
関わった人たちみんながハッピーエンドで終わる。
最初はどうなることかと思ったけど、
すさんだ心が洗われるような良い映画だったなぁ。
うるっと来た。
朝のせいか、観客はまばらで好きな席に座れた。
テレビ好き(特にクイズの好きな)の日本人なら、
ラストはかなりやられると思う。
いやいや、みんなこれ見ないの残念だ。
そういえばフランスの通貨単位はもうフランじゃないんだね。ユーロなんだね。
劇場から出るときに前を歩いてた老夫婦も、そのこととについて話してた。
パトリス・ルコントは、暗い映画のイメージがあったけど、
これは笑いどころが多くて明るい映画だった。
でも映画全体の色は、冒頭からパリの冷たい冬のイメージだね。


