- 2008.08.08 9:47 PM
朝から梅田の映画館に「ぐるりのこと」を観に行ってきたよ
朝9時に家を出て、ぎりぎり上映時間の10時に間に合った。
サラリーマンやOLがあくせくと働きに出る中で、
のんびりと歩道を闊歩し、映画を楽しむ背徳感。
「ぐるりのこと」という映画を見た。
主演は小さい出版社にと勤めている女と、
ひょんなコネで法廷画家になった男との夫婦の7年間。
セックスに至るまでの会話の尺が、カットなしでやたら長かった。
あと、子供ができなくて鬱病になってからの妻と夫が喧嘩をするシーンも
カットなしで尺が長い。
これアドリブなんじゃないだろうかと思わせる所もいくつかあった。
脇を固める俳優陣が結構豪華で、
法廷担当の新聞記者に柄本明、女の兄に寺島進、
法廷画家に寺田農、同じく法廷画家役に斉藤洋介、
法廷担当記者に八嶋智人、女の勤めてる出版社の上司役に温水洋一、
裁判官役に田辺誠一、
法廷画家の職を夫に斡旋した、テレビ局で美術で勤める男に木村祐一、
主人公の女の母役に倍賞美津子。
最後まで主人公の女の女優の名前が出てこなかった。
ていうかテロップ見たら全然知らない人だ。
1993年から2001年までの8年間の子供ができない夫婦の物語が
社会的事件を交えながら描かれていく。
たとえば、資産家の子供を殺した母親や、連続幼女殺害事件、地下鉄サリン事件、
池田小学校の連続児童殺傷事件などの裁判の様子が設定を若干変えて再現されている。
裁判に出てくる被害者遺族や被告人の一人一人も、特徴が強烈に出ていて、目を見張った。
でも宅間守役はもっと厳つくてアクの強い俳優にやらせるべきだったとも思う。
じゃないと、あの事件の本質がどうもねじ曲げられてるような感じがしたから。
あくまで裁判のシーンは時代を印象づけさせるための傍流で、
メインは夫婦の何気なくも静かな狂気を秘めた日常。
この映画、10時に始まって12時20分に終わった。
2時間20分は結構長い。
最終日だったけど、客はまばら。
朝だったせいもあるのかな。好きな席を選んで、ゆったりと観れた。


